筋肉には筋紡錘というセンサーがあり脳からの信号によって伸びたり縮んだりすることにより筋肉を動かします。しかし筋肉に一気に力が加わったり疲労し過ぎて筋肉が壊れそうになると脳から大きな信号を出して固くロックして破壊から自らを守ったのが筋肉のロック（筋拘縮）です。ロックした筋肉は中を通る血管を押しつぶし血行不良になると血液から栄養や酸素を吸収している筋肉は枯渇して苦しいという状態を痛みとして表現します。            
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
例えば交通事故で追突された時に起こる「むち打ち」は 衝撃で首の骨が折れるのを瞬時に筋肉をロックして守った状態です。中々「むち打ち」が治らないのは筋肉のロックが解除できていないからです。 

 ロックした筋肉をほぐそうとマッサージ、ストレッチなどをすると筋肉にストレスがかかり余計に筋肉が守ろうと反応し固さを強めます。強いマッサージをするとその場は血行が良くなることで楽になりますが、逆にロックが進んで翌日にはひどく痛くなることがあります（揉み返し）。

しかし一時的に気持ち良い記憶が忘れられず筋肉をさらに強く揉みほぐしたい衝動にかられるのでマッサージを繰り返して悪化させてしまいます。負のスパイラルに陥っているのでコリは悪化します。​強くマッサージをする行為はロックした筋肉にとっては破壊行為そのものです。

筋肉のロックを外せば今までの苦痛はウソのように無くなります。​筋肉のロックを外せるメソッドがミオンパシーです。